融資を受けるためには、様々な手続きを踏まなければなりません。
これは、個人事業主であっても法人であっても必ず行う必要があります。
融資を受けるためのファーストステップは、申込です。
申込をする手段としては、銀行の営業マンが会社を訪問してきた際に声をかけるか、銀行に出向いて融資相談窓口を訪ねるという2つの手段があります。
申込の際に持参すべき書類としては、決算書類・資金繰表などがあります。
決算書類は、経営の実態を示すものとして必要になるもので、最低でも3期分の書類を揃えておくと良いでしょう。また、資金繰表は融資を受けた資金をどのように使用するのかということを明確にするために提出が求められます。他にも、銀行の融資担当者によっては、売買契約書などの別の書類を提出するように連絡が来ることもあります。
こうした書類を提出したうえで、融資審査になります。
融資審査では、銀行の担当者と面接をする機会もあります。ここで、明確な受け答えができたり、事業の詳細をキチンと伝えることができれば、融資が成功する確率がかなり高くなります。
もし、受け答えすることが苦手だという方は、税理士が付いていれば、面接に同行して貰うことも可能です。資金繰りなど、経理に関する部分を税理士に一任して答えてもらうことも出来ます。
預金額などによっては、信用保証協会の利用をすすめられることもあります。新たに信用保証協会と契約を結ぶと、手数料が発生してしまうため、借入する金額と見合うかどうかをしっかり見極めましょう。
以上が融資を受けるまでの流れとなります。融資実行までには、かなりの時間がかかりますし、絶対に審査を通過する保証はありません。しかし、提出する書類がしっかりしていたり、面接での受け答えが明確であれば、融資が通る確率がグッと高まります。時間をしっかり掛け、準備を怠らないようにしましょう。
成田正己税理士事務所は横浜市戸塚区・泉区・栄区を中心に、鎌倉市や藤沢市など神奈川県全域にて皆様からのご相談を承っております。
会社設立のための起業融資や資金調達でお悩みの際は、当事務所までご相談ください。
経験豊富な税務のプロフェッショナルが、皆様のお悩みを解決いたします。
融資を受けるまでの流れ
成田正己税理士事務所が提供する基礎知識
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